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劇団☆新感線「髑髏城の七人 Season風」

出典:ステージナタリー 「髑髏城の七人」Season風、1人2役の松山ケンイチ「2幕がしんどいです」ぐるぐる劇場こと「IHIステージアラウンド東京」での髑髏城の七人もいよいよ3作目。折り返し地点を過ぎた頃でしょうか。Season風は2ヶ月弱と他のシーズンに比…

劇団☆新感線「髑髏城の七人 Season 鳥」

劇場柿落としの初日以来、約5ヶ月ぶりのぐるぐる劇場行ってきました。阿部サダヲ&池田成志コンビの出演からか「レッツゴー髑髏城」などと呼ばれる今回のSeason鳥、やー面白かった。花髑髏で軽くモニョっていた新感線ファンの皆さんからも好評は聞こえてい…

木ノ下歌舞伎「東海道四谷怪談ー通し上演ー」

ここ何年か観劇仲間が面白いとオススメしていたのになかなかタイミングが合わなくて見ることができなかった木ノ下歌舞伎、ようやく初体験です。四谷怪談の通しで上演時間6時間(!)と聞いた時はさすがにひるみましたが、演目的にはわかりやすいし元の歌舞…

イキウメ「天の敵」

出典:イキウメ公式Twitterアカウントよりワーイ面白かった! 今回の新作も安定のイキウメ節、という感じです。 ラストがラストなんで明るく楽しい娯楽作品というわけではありませんが、ユーモアも交えつつちょっとゾワゾワくるSFで、前川さんらしいお話でし…

IHIステージアラウンド東京について

劇団☆新感線「髑髏城の七人」の感想については別記事にまとめることにして、とりあえず芝居のネタバレがない範囲でIHIステージアラウンド東京について書きます。とりあえず柿落としに行ってきた後、Twitterに投稿したこちらのレポート漫画をどうぞ。

劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season春

出典:ステージナタリー「360°回転の客席と疾走する景色!「髑髏城の七人」小栗旬、新劇場に颯爽と登場」別記事にも書きましたが「客席の周りを360度舞台が取り囲み、座席が回転する」という何がなんだかわからない新劇場の柿落とし公演を観てきました。劇場…

「不信〜彼女が嘘をつく理由」

出典:エントレ「シリアスなのに笑える!? 三谷幸喜 舞台「不信〜彼女が嘘をつく理由」が開幕」 三谷さんの新作はシアターイーストというだいぶ小さなハコでの公演。人気作家があえて小さな劇場でやる公演が大好きなのでチケットをとってみました。が、うー…

野田地図「足跡姫〜時代錯誤冬幽霊〜」

出典:SPICE「野田秀樹、宮沢りえ、妻夫木聡、古田新太ら、作り手と演者の舞台愛に胸が熱くなるNODA・MAPの新作『足跡姫』、ゲネプロレポート!」勘三郎さんへのオマージュとなる作品、ということでちょっと背筋を正す思いで観に行きました。先に観ていた方…

キネマと恋人

出典:劇場公式twitterよりケラさんの作品、近年はなかなか全部を観られてないのですが、振付の小野寺修二さんとがっつり組むらしい、映像もいつもの上田大樹さん、というスタッフクレジットだけでチケット即申込みました。キャストをちゃんと見てなくて劇場…

劇団チョコレートケーキ「治天ノ君」

出典:AI-HALL公演概要ページより2014年の初演作が読売演劇大賞の特別賞を受賞していたのですが、その時は駅前劇場での上演でまるでノーマークだったんですよね。通常は割と若い人向けのコメディや軽いテイストの芝居が多い劇場でもあるので、「駅前で?スイ…

劇団☆新感線「Vamp Bamboo Burn」

生田斗真くん主演作。売れっ子ジャニーズ俳優の客演とはいえ、昔から新感線を観てる身としては、登場シーンでバーン!とスポットライト浴びた彼に「おかえりーーーー!」と声をかけたい気分になりましたよね。そう、「スサノオ」にカゼヨミ役で出演したのが…

ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン

出典:ステージナタリー大人計画を何本か観られずにいたので私にとっては久しぶりの松尾さんの新作。中東あたりの政情不安定な地域にある架空の国、ISを思わせる過激派組織、人質になったジャーナリストを助けに向かう作家・永野とその妻の女優ミツコ、男娼…

劇団☆新感線「乱鶯」

古田さんのザ・座長芝居!といった感じで、古田新太ファンとしてはとても堪能いたしました。ただものすごく面白かったかっていうと正直なところいささか物足りない部分や、ややしっくりこない点があったりもしましたね。観劇前に聞こえてきた周囲の感想の通…

NODA・MAP「逆鱗」

出典:TOKYO HEADLINE近年の野田さんの作劇王道パターンにのっとった展開の舞台でしたね。「あるモチーフを用いて何かについてテンポよくコミカルに語っていく前半、それがある別のテーマについて語っていることが明らかになるシリアスな後半」といったよう…

NTLive「夜中に犬に起こった奇妙な事件」

森田剛くん主演の日本版は未見ですが、ブロードウェイ版がトニー賞を受賞していて「ああNTLiveで観たいなあ」と楽しみにしていた作品でした。いやー観られて良かった。脚本も演出も役者さんの演技も素晴らしかったです。四方囲みの舞台、すり鉢状の客席、役…

イキウメ「聖地X」

出典:日経新聞「劇団イキウメ「聖地X」 日常の隣にある怪異、死と記憶巡る快作 」2010年の「プランクトンの踊り場」の改訂再演ということですが、初演は見ていないので今回が初見です。タイトルは前作より今回のほうが内容を直接的に表してる気がしました…

カタルシツ「地下室の手記」@赤坂RED THEATER

出典:イキウメ 公式サイト 2013年初演時の舞台写真イキウメの別ユニット『カタルシツ』名義で、前川知大さんがドストエフスキーの「地下室の手記」を舞台化。2013年の初演が評判良かったので今回の再演を初めて見に行きました。今で言えば「ひきこもり」「…

ハイバイ「ヒッキー・カンクーントルネード」

出典:TPAM 国際舞台芸術ミーティング in 横浜 より再演が繰り返されているハイバイの代表作、ようやく観ることができました。横浜公演はTPAM(国際舞台芸術ミーティング in 横浜)の一環としての上演というわけで、英語・韓国語の字幕もついていました。客…

ハムレット@彩の国さいたま芸術劇場

出典:日本経済新聞 彩の国シェイクスピア・シリーズ番外編「ハムレット」 蜷川幸雄演出、藤原竜也主演で12年ぶりに「ハムレット」を再演。と聞いた時はそれはもうテンションがあがりましたよね。なにせ12年前のハムレットがあまりに素晴らしく印象深いもの…

National Theatre Live「ザ・オーディエンス」

出典:eiga.com去年の上映時は夜の回しかなくて観ることができず悔しい思いをした「ザ・オーディエンス」、アンコール上映でやっと観ることができました。「英国の女王と歴代の首相の週一回の謁見を描いた作品」というざっくりした情報から「政治的な話かな…

歌謡ファンク喜劇「いやおうなしに」@KAAT

Only Love Hurts(元・面影ラッキーホール)の楽曲をそのまんま使った音楽劇、しかもこのキャスト! ということで企画発表の時から楽しみにしておりました。もともと面影ラッキーホールのオリジナルアルバムはすべて買ってiPodに入れてたような私ですから、…

イキウメ「新しい祝日」@東京芸術劇場シアターイースト

久々の新作。全体的にホラー要素やエンタメ要素は薄め、いつもよりやや観念的な作品だったという印象を受けました。イキウメという劇団のバリエーションとしてはそれなりに興味深く観たのも確かだけれど、作品単体としてはそれほど好みではないというか、「…

ナショナル・シアター・ライブ「コリオレイナス」

出典:National Theatre Live 2014日本公式サイト4月の上映時にはマチネ上映が無かったために見られなかった「コリオレイナス」、アンコール上映でようやく観ることができました。今回の再上映はフランケンシュタインとコリオレイナスの2本だったわけです…

「半神」@東京芸術劇場プレイハウス

出典:東京芸術劇場Twitter公式野田秀樹さんの「半神」は夢の遊眠社バージョンをビデオで、NODA・MAPバージョンを舞台で見ています。今回は韓国人キャストということでどうしようかなあとちょっと迷ったのですが、「タイ版の赤鬼もすごく良かったしなー」と…

「ポリグラフー嘘発見器ー」@東京芸術劇場シアターイースト

いやあ、痺れた。痺れました。演出のひとつひとつがカッコイイわパンクだわセクシーだわセックスドラックロックンロールだわ、で、もうホント見てる間すごく幸せな興奮を感じていました。映像を多用した演出でありながら「舞台でしかできない演出」「生身…

ハイバイ「霊感少女ヒドミ」@アトリエヘリコプター

出典:ハイバイ公式ホームページよりこの作品は再演を重ねてきたもののようですが、私は初見です。ハイバイを観るのは「て」に続いて2作目ですね。アトリエヘリコプターも実は初めて行きました。五反田団の前田さんが自宅を改装して作った劇場だというから…

ナイロン100℃「社長吸血記」@本多劇場

出典:twitter公式アカウントよりはー、やってしまった。 この作品、すごく面白かったんだけど台風直前の猛烈な低気圧にやられて中盤で一部寝落ちしてしまった……。大雨で服は濡れてるわ、それが蒸し暑い客席で暖められるわ、そこへ気圧が急降下中で身体が猛…

表現・さわやか「The Greatest Hits Of HYOGEN SAWAYAKA」@駅前劇場

表現・さわやかを観るのは2回目でしょうかね。数年前に一度みてからずいぶんご無沙汰していましたが、今回は「Greatest Hits」ということで久しぶりに見てみようかと思いました。新作ネタはなくてほとんどが過去のコントからの抜粋なのかな。

War Horse ウォー・ホース〜戦火の馬〜@シアターオーブ

もともとは1982年出版の児童小説、これをロンドンのナショナルシアターで2007年に舞台化、2011年にはトニー賞で5部門制覇したりスピルバーグが映画化したり、というような流れがあっての今回の来日公演ですね。トニー賞授賞式を見ながら「あーコレ観たいな…

大人の新感線「ラストフラワーズ」@赤坂ACTシアター

出展:朝日新聞デジタル劇団☆新感線と大人計画という人気劇団がタッグを組んだお祭り公演。正月早々にこの企画が発表された時はTwitterのタイムラインが騒然としたものでした。今でこそお互いの劇団へ客演などで関わりもあるふたつの劇団ですが、そもそもの…