映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン

娘の大好きな妖怪ウォッチ劇場版を見てきました。公開初日と2日目の土日はほぼ満席だったようですが、月曜日はほどほどの埋まり具合でしたね。入場特典のメダルも難なく入手して娘もご機嫌です。
まあTVアニメの劇場版オリジナル長編第一作としてはこんなもんかなーという内容でした。ほどほどにスケール感もあり、友情重視のちょっと感動のストーリーでもあり。娘もキャッキャと喜んでたし、私もTV版は娘に付き合って見てるので、まあ退屈はしませんでした。ただまあ「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」とか、「シュガー・ラッシュ」「ベイマックス」みたいに、一見子供向け映画と見せかけて全力で大人観客を殺しに来たというほどの内容ではなかったかなあ、と。

TV版同様にそれなりにギャグやパロディのシーンもあるんだけど、長尺になってるせいか全体的にテンポがちょっと落ちるというか、TV版のほうがたたみかけ感があるように感じてしまうんですよね。もうちょっとギャグ密度が欲しかったような。冒頭のTV一期OPパロディでこれまでのあらすじをざっと説明するのはちょっと楽しかったですが。

クライマックスシーンが溶鉱炉アクションなので「よしこれはロボニャンが溶鉱炉に沈んでアイルビーバック言う流れだな!」と思っていたのですが、やりませんでしたね……。なんのための溶鉱炉……。あと個人的にはコマさんの出番もう少し欲しかった……。出番がほんの3、4カット程度だったのでちょっとさみしい。まあクライマックスの決戦シーンでなんの役にもたってない戦いっぷりだったのはすごくコマさんらしくてそれはそれで萌えましたが。デカニャンとフユニャンとダークニャンがそれぞれ進化系の同一個体だったのは意外でした……。