アントマン

ママズクラブシアターでマーベル映画が観られる、ってんで赤子を連れて行ってきました。最後までぐっすり寝ててくれたおかげで映画に集中できてよかったです。「アントマン」はMCU作品のひとつのようで「アベンジャーズ」「シールド」「ヒドラ」なんていう単語がチラホラでて来たり、キャプテンアメリカに出てきたファルコンもがっちり登場したりするにはしますが、一応ほかのMCU作品観てなくても単独で楽しめる作りになっていたと思います。

あらすじ。窃盗罪での服役を終えて出所したスコットは、就職もうまくいかず、養育費を払えないため娘にも会わせてもらえなくなろうとしていた。ムショ仲間に誘われるままにある富豪の家に忍び込んだところ、そこには妙なスーツがあるだけ。持ち帰ってそれを着てみると、なんと蟻と同じサイズにまで身体が縮んでしまう。スーツの持ち主・ピム博士はわざとスコットにそれを盗ませて、ある危険なミッションに挑むよう依頼するのだった……という物語。

映画を見る前は「小さすぎるヒーローって、どう考えても敵に立ち向かえないしどうやって成立させるんだろう?」と思っていたのですが。蟻と同じで力は強く、羽アリにのって空中も移動でき、自分の意思で大きくなったり小さくなったりできる、といった設定のためにがっちり戦闘もできるというわけですね。で、ミッションとしても「敵を倒す」というより「敵の組織に潜入してターゲットを盗む」といった内容なので、極小サイズの身体がうまく活かせるという塩梅。なるほど! 最初に蟻の大群が出てきた時はウッ、虫……と思ったけど、すぐに慣れますね。というかむしろ蟻が可愛く見えてくる不思議。

主人公のスコットは冒頭何をやってもうまくいかずくすぶってる感じではあるけれど、「人を傷つけることはしない」という倫理観、指紋認証システムもささっとそのへんのものを使って攻略しちゃうキレ者っぷり、「娘のため」に危ない仕事だとわかっていても引き受ける、といった一連の描写で、すっかり感情移入して応援したくなってしまう展開。全体的にコミカルな描写も多くて、コメディといってもいいような軽いノリが楽しいです。クライマックスのキャシーの部屋の戦闘シーン、トーマスのプラレールの使い方には思わず噴き出すことしばしば。全体のテンポもよくて、とても楽しく観られる映画でした。

MCU作品では同じ赤黒系スーツのデアデビルがあんなにシリアスで痛々しくて重い話だというのに、足して2で割ってあげたい……

エンドロールの後のオマケにはキャプテン・アメリカとファルコンが登場。どうやらアントマンを仲間にするような展開が? おそらく次のシヴィル・ウォーに繋がっていく感じなんでしょうかね。楽しみです。

そういえば子供向けアニメの「ディスクウォーズ・アベンジャーズ」ではアイアンマン、キャップ、ソー、ハルクと並んでアベンジャーズの主要メンバーだったワスプですが、MCUの方ではピム博士の奥さんだったんですね。娘のホープが二代目ワスプになって今後活躍しそうなラストでした。映画のアベンジャーズの方にはワスプいないんだなーとぼんやり思っていたので、「ここで出てくるのか!」なんて思いました。こちらも次のフェーズから参戦する感じなんでしょうか。ワスプとしての活躍はこの映画ではまだ観られなかったので、そちらも楽しみですねえ。