デットプール２

いぇーいデップーちゃん第二弾！　というわけで初日の朝からさっそくキメてきました。インフィニティ・ウォーがあんなことになってMCUが壮絶にヘヴィな展開になっている今、このライトなノリのヒーロー物は大変気楽に観られていいですね……。俺ちゃんどうやっても死なないし減らず口叩いてばっかりなので単純に楽しいです。R指定といっても前作ほど濡れ場はないしちょっと血が跳ぶのとちょっと言葉が汚いくらいなのでまあ思ったほどエグくはなかったですね。子どもに見せられない感じはそんなにキツくなかったような。（まあさすがに小学生にはどうかな、という気はしますが）

まあライトなノリとはいっても、今回も１作目に続いてデップーちゃんは冒頭から大きな悲劇に見舞われるのですが。えっマジかよヴァネッサ……ってなりましたよね……ひどい……。まあ後で救済措置あるかなーと思いつつ気を取り直して観ていると、最強チーム結成！ といいながらXフォースのメンバーがあっさりと次々死んでいくのがヒドくて笑いました。めっちゃ強いヴィラン……だと思ってたケーブルと共闘しはじめるあたりは、よくある展開ですが文句無しに滾るやつで大好きでしたねえ。俺ちゃんは無責任ヒーローと言いながらも終盤は本気で子どもを救ったりして、「あれ？　なんかすごく感動的なイイ映画だったんじゃない？」っていう勘違いしそうになります。ネタかと思ってた「ファミリー映画」っていうのがまんざらネタでもなかったという。前回もそういえばちゃんとラブストーリー映画でしたもんね。

随所に小ネタが出てくるのですが数が多すぎて思い出せない……あとたぶん訳しにくいスラングとかも大量に出てくるんでしょうね。字幕では伝わりづらいものもあったので吹替でもう一回観てみたいです。誰か小ネタ解説お願いします。たぶんあのへんが全部わかるともっと抱腹絶倒感がすごいんでしょうけれど。

コロッサスの真面目キャラも相変わらずで、もうちょっとデップーとの掛け合いが観たい〜。ネガソニック＆ユキオのカップルのサイドストーリーも気になるところ。酒場のお友達ウィーゼル、タクシー運転手のドーピンダー、ルームメイトの老婆ブラインドアルなんかも前作に続いて続投。それぞれキャラが立ってるだけにもうちょっと戦闘と関係ないところのゆるいやりとりが観たい気持ち。前作からのメンバーよりも今回の新キャラ・ドミノやケーブルのほうが印象に残りましたかね。ドミノのチートぶりはもはや清々しいほどであれは頼りになるキャラだなーと思いました。チーム戦で活躍してくれそう！

個人的にはローガンをまだ観てなかったので（観ておけよって話なんですが）（録画はしてあるんだ）、いっきなりデップーちゃんがラストに言及するの「おーい！ネタバレー！」って思いましたよ。あと「時間を操る能力」ってあれ可能になるとなんでもアリになるよな……ってエンドロールの映像を観て思いました。インフィニティ・ウォーの続編でもたぶんそこが使われるんだろうなとは思っているんですけれど。