ブロードウェイ・ミュージカル「王様と私」@東急シアターオーブ

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やーまさかこのプロダクションを生で観る日が来るとは! トニー賞授賞式のパフォーマンスを眺めながら、「これ観るためにはブロードウェイまで行かなきゃいけないんだな〜」と指をくわえておりましたが、まさか日本に来てくれるとは。ケリー・オハラと渡辺謙の主演コンビ、それだけでなくトニー賞助演女優賞受賞の王女役、ルーシー・アン・マイルズ、ウエストエンド公演のクララホム役・大沢たかおまでを生で観られるとは! いやもう完璧、完璧すぎる布陣ではありませんか(私にとって)。

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マシュー・ボーンの「白鳥の湖」@Bunkamuraオーチャードホール

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出典:マシュー・ボーンの「白鳥の湖~スワン・レイク~」公式サイト

 

久しぶりの来日ですね。私は初来日公演の時にこの演目にドハマりしてしまい、追加公演はほぼ毎公演通ってそれに飽き足らず韓国ツアーまでおっかけていって土日マチソワで4公演見る(しかもそれを2週連続やったのでソウルで計8公演観た)、とかやってたキチガイなので、もはやこの公演について客観的に総括的な文章を書くことができません。この作品はパフォーミングアーツ史上に残る名作・傑作であることはもはや疑いようもないし、そのことについてはもう散々初来日のときに書き散らしたので完全にその点においては燃えカスになっていて、イチから書く気力がありません。というわけで、今回は新演出版の演出変更点についてと、ごくごく個人的に気づいた点をメモしておくにとどめたいと思います。

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「エリザベート」@帝国劇場

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出典:Introduction|帝国劇場 ミュージカル『エリザベート』

 

3年ぶりのエリザ観劇、今回は長女と一緒でした。もうストーリーやらなんやらについては散々語ったので今回バージョンの感想についてと子連れ観劇の感想のみメモ程度に触れます。2019年バージョンは2015年版の演出や衣装装置をほぼ踏襲。このバージョンはリピートしてるわけじゃないので細かいアップデートはあるかもしれないけど、大枠は2015バージョンで大きな変更点はなかったかなと思います。オケのアレンジかテンポが変わったかな?と思った箇所もあり。「愛と死のロンド」はたぶん前奏部分が変わっていたと思います。聴き慣れない演奏に「おやっ」と思いました。

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ブロードウェイ・ミュージカル「ピピン」@東急シアターオーブ

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出典:ブロードウェイミュージカル「ピピン」より- ステージナタリー

 

いやー良かった!良かったです!万人ウケするかどうかは全然わかんないのですが、「これ!私の!好きなやつ!」と大声で愛を叫びたくなる舞台でした。「ピピン」は2013年のトニー賞授賞式のパフォーマンスを観て興味を持ったものの、2015年の来日公演は産後2ヶ月だったため泣く泣く観に行くのを諦めていました。が、「あの時這ってでも行けばよかった……!」と思うくらいに良かったです。観終えた瞬間に「えっと、いつリピートすれば……」と思ったんですが東京公演は私が観た日の翌日が千秋楽でした、無念! 金と時間に余裕があれば遠征も辞さないやつでした。(でもいちおうその後の大阪名古屋静岡のスケジュール見ちゃったよね)(いや再演!再演待機!)はー最高でした!

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宝塚花組「花より男子」@赤坂ACTシアター

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出典:サンケイリビング新聞社のエンタメサイト「舞台袖より愛をこめて」

 

神尾葉子原作「花より男子」といえば、松本潤井上真央のドラマ化で大ヒットしたベストセラー少女漫画ですね。花組二番手・柚香光ちゃんがちょっとバカな大金持ちの俺様キャラ道明寺司、金持ちだらけの私立高校に入学してしまったことで道明寺たちに目をつけられてしまう超庶民・牧野つくしを演じるのがヒロイン経験豊富な城妃美伶ちゃん。そしてドラマでは小栗旬が演じて原作でも大人気だったミステリアスな二番手キャラ・花沢類が聖乃あすかちゃん。うむ。若手メインとはいえビジュアル的に鉄壁の布陣ですね。

宝塚版では原作全体ではなく前半の1〜12巻のエピソードに絞って名場面を繋いでサクサクと展開。ダイジェスト版だけにやや唐突な展開と感じる部分もいくつかありましたが、原作知らなくても大丈夫なストーリー展開でしたし、ぎゅうぎゅうにエピソード詰め込んで飽きさせない内容だったので、野口幸作先生お手柄!と思いました。わかりやすい脚色だったと思います。

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三谷かぶき「月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと)風雲児たち」@歌舞伎座

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みなもと太郎さんの漫画を三谷幸喜さんが脚色・演出して歌舞伎化、という話題作を観てきました。原作は未見です。三谷さんは2006年にPARCO歌舞伎「決闘!高田馬場」を上演していますが歌舞伎座は初挑戦ですね。PARCO歌舞伎にも出演した染五郎さん=現・幸四郎さんと、亀治郎さん=現・猿之助さんが今回も登場ということで、楽しみにしていました。

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宝塚歌劇宙組「オーシャンズ11」

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出典:宝塚歌劇団公式ホームページ

 

宝塚では3度目の上演、映像では観ていましたが舞台では初見です。あ、香取慎吾くん主演でシアターオーブで上演した時のは生で観ましたね。原作映画のひたすらにスタイリッシュで垢抜けた映像に比べるとどうしても商業演劇的なベタつき感とツッコミ所も多々あるのですが、それでもうまいことタカラヅカ化、ミュージカル化したなあと思う娯楽作でした。男役スーツ芸の数々が観られるので、ヅカオタ的には楽しくて楽しくて、たとえ贔屓の組でなくても何度でも観られるやつです。いやもうトップの真風さんがかっこよすぎて何度か心が死を迎えました。作品としてめちゃくちゃよく出来てるか……っていうと決して100点満点ではないとは思うのですが、でも好きな役者が演じていたらダンブルドア先生ばりに何点でも加点してしまう、そんな作品でした。

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