2017-01-01から1年間の記事一覧

HEADS UP @ KAAT

2015年の初演の評判がとても良く、早くも2年後の今年再演となったミュージカル。初演を見逃していたので今回はきっちり前売チケット握りしめてお待ちしておりました。いやー面白かった! 「笑って泣けるミュージカル」なんていうとあまりに胡散臭くて疑って…

イキウメ「散歩する侵略者」

出典:劇団公式Twitterよりイキウメの代表作、になるんでしょうか。2005年初演で今回が4回目の上演。小説版のほうは読んでいますが舞台は未見だったので今回が初見です。小劇場サイズの芝居にもかかわらず壮大な地球侵略SFで、とっても面白かったです! 細…

マイティ・ソー バトルロイヤル

MCU作品を観始めたのが2014年のGOTGあたりからなので、実はまだちゃんとシリーズ1作目のマイティ・ソーも2作目のダーク・ワールドもちゃんとみていないんですよね……とボヤいていたら「大丈夫!全っ然大丈夫!」とお友だちに背中を押されたので観てきました…

ナイロン100℃「ちょっと、まってください」

出典:ナイロン100℃ 3年ぶりの新作『ちょっと、まってください』開幕 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイスナイロン100℃の2年ぶりの劇団公演、3年ぶりの新作……って、この歳になると2〜3年ではあんまり空いた感じがしませんね。「そういえばし…

劇団☆新感線「髑髏城の七人 Season風」

出典:ステージナタリー 「髑髏城の七人」Season風、1人2役の松山ケンイチ「2幕がしんどいです」ぐるぐる劇場こと「IHIステージアラウンド東京」での髑髏城の七人もいよいよ3作目。折り返し地点を過ぎた頃でしょうか。Season風は2ヶ月弱と他のシーズンに比…

宝塚花組「はいからさんが通る」@日本青年館ホール

出典:Lmaga.jp「はいからさんが通る、宝塚歌劇が舞台化」この公演ラインナップが発表された日、私の第一声ツイートが「ヅカではいからさん!れーちゃんが少尉!脚本が小柳先生!完璧だ!完璧ですよ!ありがとう!そしてありがとう!(スタッフキャスト演目…

宝塚宙組「神々の土地〜ロマノフたちの黄昏〜/クラシカル ビジュー」

出典:宝塚歌劇公式ホームページ我らが上田久美子先生の新作が登場ー!ということで観てまいりました宙組公演。ロシア革命前夜のラスプーチン暗殺とロマノフ王朝の崩壊を描いた物語……と、ちょっとヅカ的にはやや馴染みの薄いテーマ。フランス革命と幕末なら…

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ@シアターオーブ

出典:ジョン・キャメロン・ミッチェル主演「ヘドウィグ」開幕、生みの親の熱唱にファン歓声 - ステージナタリーあの! ジョン・キャメロン・ミッチェルの! ヘドウィグが! 日本で! 上演! って、いくらなんでも「!」使いすぎなんですが、もう初めてこの…

「極付印度伝 マハーバーラタ戦記」@歌舞伎座

出典:松竹「マハーバーラタ戦記」特設サイトいやー面白かった! 初日の幕が開くなり大絶賛で気になりつつも「うっ上演時間4時間50分……」とか「うっ安い3等席もうチケット無い……」とか「なにこの人物相関図……覚えられない……」とかでためらっていたのです…

「ファインディング・ネバーランド」@シアターオーブ

2015年のトニー賞授賞式で、作品賞にノミネートはないものの大人気作品だということで名場面のパフォーマンスがあった「ファインディング・ネバーランド」。gleeのシュー先生ことマシュー・モリソンが歌う「Stronger」の曲といい演出といい見事な滾りっぷり…

宝塚月組「All for One」

月組を観るのは久しぶりですね! 明日海りおさんが月組にいらっしゃった頃はよく観てたのですが組替えしてからは「PUCK」くらいしか観ておりませんでした。今回は「三銃士」をモチーフにした小池修一郎氏の新作ということで、宝塚大劇場での評判もいいので久…

宝塚雪組全国ツアー公演「琥珀色の雨に濡れて/”D”ramatic S!」@相模女子大グリーンホール

行ってきましたー望海風斗さんトップ就任プレお披露目公演全国ツアー! ファンになってまだ2〜3年程度とはいえ、「やっと大羽根背負った贔屓の姿が見られた……!」と感無量でございました。明日海りおさんの時もトップ就任の前から好きだったんですけど、わ…

ベイビー・ドライバー

ツイッター上で「こんなにいい映画なのに上映館少なすぎる!」という悲鳴があちこちで聞かれた映画、せっかく市内でレディースデーにやってるんなら、と観に行きました。音楽でノリノリのクライム・アクション、という評判だったのでもっと能天気なカーチェ…

劇団☆新感線「髑髏城の七人 Season 鳥」

劇場柿落としの初日以来、約5ヶ月ぶりのぐるぐる劇場行ってきました。阿部サダヲ&池田成志コンビの出演からか「レッツゴー髑髏城」などと呼ばれる今回のSeason鳥、やー面白かった。花髑髏で軽くモニョっていた新感線ファンの皆さんからも好評は聞こえてい…

八月納涼歌舞伎 第三部「野田版 桜の森の満開の下」

私が演劇ファンになった頃には野田秀樹氏率いる「夢の遊眠社」は既に解散していて、もはや伝説となった舞台を観るのは残された映像しかありませんでした。「贋作・桜の森の満開の下」を観たのは大学の視聴覚室にあったビデオ。14インチの小さなTVで観る映像…

八月納涼歌舞伎 第二部「修善寺物語」「東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖」

「修善寺物語」 概要を見た時に「これは納涼歌舞伎の演目としてはいささか地味で暗いのでは」と思いましたが、これが選ばれたのはモチーフ的に「桜の下の満開の下」と通じるところがある作品だからなんでしょうかね。娘が瀕死の状態でいるのを見てもなお面(…

宝塚歌劇星組「阿弖流為 ーATERUIー」

出典:宝塚ジャーナル「エンターテイメント性に溢れた礼真琴の初東上主演作品!宝塚星組公演『ATERUI─阿弖流為』」「阿弖流為」といえば劇団☆新感線や歌舞伎で上演された中島かずき脚本☓いのうえひでのり演出版があまりに名作で印象に強く、「高橋克彦の『火…

宝塚花組「邪馬台国の風/Santé!!」

公演概要の発表の時から微妙に嫌な予感のしていた「邪馬台国の風」。「まさかみすず学苑CMみたいな角髪じゃないよね……?」と思っていたのでポニーテールのビジュアルにホッと胸をなでおろしていたのもつかの間。宝塚大劇場の初日から評判はアレコレと漏れ聞…

宝塚雪組「幕末太陽傳/Dramatic “S”!」

「幕末太陽傳」は原作が1957年、つまり60年前に公開された川島雄三監督の映画。だいぶ古い作品なので原作は未見です。サヨナラ公演に和物かぁ〜と正直ちょっと思ったものの、そこは我らの小柳奈穂子先生、楽しい作品に仕上げてくださいました。「時は幕末、…

メッセージ

予告編を見る限り宇宙人とのファーストコンタクト物っぽい感じだったので守備範囲外かなーと思っていたのですが、公開後に「ネタバレを見る前に映画観て」「イキウメっぽいSF」などのツイートを見かけたので興味がわいてきました。原作は未読ですがちょっと…

木ノ下歌舞伎「東海道四谷怪談ー通し上演ー」

ここ何年か観劇仲間が面白いとオススメしていたのになかなかタイミングが合わなくて見ることができなかった木ノ下歌舞伎、ようやく初体験です。四谷怪談の通しで上演時間6時間(!)と聞いた時はさすがにひるみましたが、演目的にはわかりやすいし元の歌舞…

イキウメ「天の敵」

出典:イキウメ公式Twitterアカウントよりワーイ面白かった! 今回の新作も安定のイキウメ節、という感じです。 ラストがラストなんで明るく楽しい娯楽作品というわけではありませんが、ユーモアも交えつつちょっとゾワゾワくるSFで、前川さんらしいお話でし…

パレード@東京芸術劇場プレイハウス

出典:SPICE「石丸幹二「今この時代だからこそ観て考えて頂きたい」〜日本初演ミュージカル『パレード』初日観劇レポート」井上芳雄さんだったかな、このミュージカルの音楽がとてもいいという話をどこかでしていたので興味を持ったのが観に行くきっかけ。グ…

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス

最高…… と、ひとことつぶやいて後は深々とため息、そんな映画でした。 よくある「語彙力喪失」というよりは、いろんな感情が湧き出してきちゃって喉元で感想が大渋滞起こした挙句にやっと出た一言、という感じです。ノリの良さとくだらないコントに騙されて…

宝塚星組「スカーレット・ピンパーネル」

久しぶりの再演!というわけで楽しみにしておりました。星組での初演、月組の再演ともに観ていて大好きな作品なのです。とにかく曲がいい。ワイルドホーンさんの作品の中で一番好きかもしれません。ストーリーはややご都合主義っぽいところがなくもない……と…

美女と野獣(実写版/字幕)

美女と野獣はアニメ版も劇団四季版も観ています。あのミュージカルを実写映画化といわれたらそりゃあ気になりますよね、というわけで日本語吹き替え版のガチな吹替キャストもきになりつつ、まずはオリジナルの字幕版を観てきました。

「紳士のための愛と殺人の手引き」@日生劇場

2014年のトニー賞で話題になった作品、という一点だけで観に行きました。市村正親さんが9役を早替りで演じ、8回殺されるという設定のミュージカル。作品賞や脚本賞を受賞してるのでこの設定でももうちょっと真面目な作品なのかなーと思っていましたが、ま…

宝塚花組全国ツアー公演「仮面のロマネスク/EXCITER!!2017」@神奈川県民ホール

ここしばらくヅカ熱が上がっているので久しぶりに全国ツアー公演にまで手を出してしまいました。いやー何年ぶり? ヅカを見始めた頃に定番演目の「風と共に去りぬ」が気になって宙組和央ようかさんトップ時代に神奈川県民ホールまで行ったのが唯一の全国ツア…

IHIステージアラウンド東京について

劇団☆新感線「髑髏城の七人」の感想については別記事にまとめることにして、とりあえず芝居のネタバレがない範囲でIHIステージアラウンド東京について書きます。とりあえず柿落としに行ってきた後、Twitterに投稿したこちらのレポート漫画をどうぞ。

劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season春

出典:ステージナタリー「360°回転の客席と疾走する景色!「髑髏城の七人」小栗旬、新劇場に颯爽と登場」別記事にも書きましたが「客席の周りを360度舞台が取り囲み、座席が回転する」という何がなんだかわからない新劇場の柿落とし公演を観てきました。劇場…