2015-01-01から1年間の記事一覧

コードネーム U.N.C.L.E.

ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション、キングスマンに続いての今年のスパイ映画第三弾。この後に真打ちの007スペクターが控えてるわけですが、どれもこれも評判良いようですね。この「コードネームU.N.C.L.E.」は60年代のスパイドラマ「0011ナポ…

ジョン・ウィック

「キアヌ・リーブスが愛犬を殺された復讐に立ち上がる話」というざっくりしたあらすじを聞いた時は「幻の湖……?」と思ったものですが。TVの宣伝でみかけた銃撃ちまくりのアクションシーンがカッコ良かったので観に行きました。キアヌ・リーブス演じるジョン…

キングスマン

公開前はまったくノーマークだったのですがTwitterのTLでやたら評判がいいので、ガマンできずに赤子を旦那にお願いしてレイトショーで観に行きました。キック・アスのマシュー・ヴォーン監督の新作なんですね。スパイ物、アクションがすごい、スーツがカッコ…

アントマン

ママズクラブシアターでマーベル映画が観られる、ってんで赤子を連れて行ってきました。最後までぐっすり寝ててくれたおかげで映画に集中できてよかったです。「アントマン」はMCU作品のひとつのようで「アベンジャーズ」「シールド」「ヒドラ」なんていう単…

歌舞伎NEXT「阿弖流為」@新橋演舞場

出典:シアターガイド新感線の「アテルイ」を歌舞伎版として上演、しかもキャストが染五郎・勘九郎・七之助だというニュースを初めて見た時は電車の中で思わず声を上げてしまいそうでしたよね。「アテルイ」は名作だったのでいつか再演をと希望していました…

マッドマックス 怒りのデス・ロード

マッドマックスってあれでしょ、北斗の拳みたいなやつでしょ? と最初は正直あまり興味なかったのですが、「見ると頭が悪くなる」「言語野を失う」「登場人物に九九を最後まで言えそうな人がひとりもでてこない」「暗黒シルクドソレイユ」だのといった感想の…

ピッチ・パーフェクト

大学アカペラ部の女の子たちのスポ根風青春コメディ、続編がアメリカで大ヒットと聞いて「gleeみたいな話かなー」と思いつつ観に行きました。ストーリーをざっくり言うと「最初は寄せ集め的な集団だったのが、ライバルグループとぶつかったり、恋愛エピソー…

「エリザベート」プレビュー公演@帝国劇場

出典:東宝公式Facebookより久しぶりの東宝エリザ観劇でした。初演バージョンに衝撃を受けて(主にツッコミどころ満載の意味で)飽きるほどリピートしたのももう14年前になるのですね。あの狂った大島早紀子振付バージョンが大好きだったので演出改訂後は東…

パレードへようこそ

なぜか演劇クラスタの友人たちがこぞって絶賛していたこの作品。別に舞台やミュージカルに関するものではないのですが、イギリスの炭鉱ストが題材なので、「リトルダンサー」「ビリー・エリオット」とつい重ねて見てしまうところが大きかったのでしょうね。…

イキウメ「聖地X」

出典:日経新聞「劇団イキウメ「聖地X」 日常の隣にある怪異、死と記憶巡る快作 」2010年の「プランクトンの踊り場」の改訂再演ということですが、初演は見ていないので今回が初見です。タイトルは前作より今回のほうが内容を直接的に表してる気がしました…

宝塚花組「カリスタの海に抱かれて/宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)」

出典:朝日新聞社 STARFILE明日海りおさんのトップお披露目は前回の「エリザベート」でしたが、今回の公演は「新生花組お披露目公演」といった雰囲気でしたね。娘役トップも変わり、男役も二番手三番手が一気に若返って、なんとも「若い!」「フレッシュ!」…

「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」

かつて「バードマン」(=バットマンを思い起こさせるアメコミヒーロー)役として一世を風靡した俳優が、老いて再起をかけ主演・脚本・演出でブロードウェイデビューしようとするが……という物語。なるほどこれは「オヤジ版ブラック・スワン」だなーという印…

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

いやー面白かった。見応えありました。第二次世界大戦中にドイツ軍の暗号を解読して戦争を2年早く終わらせたといわれる天才数学者アラン・チューリングを描いた作品、というくらいの前知識で見に行ったんですが、彼の同性愛者としての苦悩の部分がテーマと…

デスノート THE MUSICAL @日生劇場

2013年末にTwitterでこんなことをつぶやきました。「モンテ・クリスト伯」の作詞家、「ボニー&クライド」の脚本家、「ジキル&ハイド」「ドラキュラ」「スカーレットピンパーネル」の作曲家、ミュージカル界の第一線で活躍するスタッフが贈る2015年の最新作…

劇団四季「リトルマーメイド」

5歳娘がYoutubeでたどり着いた動画から「これが観たい〜」と言いだしたので、S席2枚奮発してふたりで見に行きました。背が低い娘のことを考えて先の日程選んで最前列を押さえたのですが、20cm以上の高さのある子供用シートを貸してくれるのでそこまでこだわ…

イントゥ・ザ・ウッズ

ソンドハイム作曲のミュージカルを「シカゴ」のロブ・マーシャルが映画化、ってことで期待して見に行ったんですがね。んー。たしか新国立劇場で宮本亜門さんが演出した2004年の日本初演も観てるんですが、「つまらなくはないけど……」くらいの感想で、特に大…

カタルシツ「地下室の手記」@赤坂RED THEATER

出典:イキウメ 公式サイト 2013年初演時の舞台写真イキウメの別ユニット『カタルシツ』名義で、前川知大さんがドストエフスキーの「地下室の手記」を舞台化。2013年の初演が評判良かったので今回の再演を初めて見に行きました。今で言えば「ひきこもり」「…

宝塚雪組「ルパン三世/ファンシー・ガイ!」

出典:コミックナタリー「ルパンが歌って踊る!宝塚のルパン三世は18世紀フランスへタイムスリップ」いやあ面白かった。予想以上でした。 宝塚で「ルパン三世をやる」と聞いた時は「相棒」「逆転裁判」あたりに続くチャレンジャー企画だなあと思ったものです…

ハイバイ「ヒッキー・カンクーントルネード」

出典:TPAM 国際舞台芸術ミーティング in 横浜 より再演が繰り返されているハイバイの代表作、ようやく観ることができました。横浜公演はTPAM(国際舞台芸術ミーティング in 横浜)の一環としての上演というわけで、英語・韓国語の字幕もついていました。客…

ハムレット@彩の国さいたま芸術劇場

出典:日本経済新聞 彩の国シェイクスピア・シリーズ番外編「ハムレット」 蜷川幸雄演出、藤原竜也主演で12年ぶりに「ハムレット」を再演。と聞いた時はそれはもうテンションがあがりましたよね。なにせ12年前のハムレットがあまりに素晴らしく印象深いもの…

National Theatre Live「ザ・オーディエンス」

出典:eiga.com去年の上映時は夜の回しかなくて観ることができず悔しい思いをした「ザ・オーディエンス」、アンコール上映でやっと観ることができました。「英国の女王と歴代の首相の週一回の謁見を描いた作品」というざっくりした情報から「政治的な話かな…

歌謡ファンク喜劇「いやおうなしに」@KAAT

Only Love Hurts(元・面影ラッキーホール)の楽曲をそのまんま使った音楽劇、しかもこのキャスト! ということで企画発表の時から楽しみにしておりました。もともと面影ラッキーホールのオリジナルアルバムはすべて買ってiPodに入れてたような私ですから、…

宝塚花組『Ernest in Love』

1960年にオフ・ブロードウェイで初演の作品、ということで、古き良き時代のクラシカルなミュージカルコメディ、といった印象の作品でした。大作感はありませんが、まあ明日海りおさんトップ主演作がエリザベートの次にコレ、というのはバランス的な意味でフ…

ホビット 決戦のゆくえ(IMAX版)

「ホビット 思いがけない冒険」「ホビット 竜に奪われた王国」に続く三部作完結編。やーもう「超大作を! 観た!」という満足感、満腹感でいっぱいでした。これでもかこれでもかとアクションに次ぐアクションで見応えたっぷり。この壮大なスケール感の異世界…