2019-01-01から1年間の記事一覧

「キレイ-神様と待ち合わせした女-」

出典:ぴあ 4度目の上演となる松尾スズキ作・演出のミュージカル作品。いやー初演が2000年、ってもうほぼ20年前の作品なんですね(ぶるぶる)。キャストが変わるたびになんだかんだ毎回見ていますが、見るたびに情報量の多さに圧倒されて「どういう物語だっ…

宝塚星組「ロックオペラ モーツァルト」

出典:演劇キック 星組新トップコンビ、礼真琴さん&舞空瞳ちゃんのプレお披露目公演!おめでとうございます!日本では以前、山本耕史&中川晃教のWキャストで上演されたフレンチミュージカルですが、宝塚では初演ですね。楽曲がいいのはサントラで既に知っ…

宝塚月組「I AM FROM AUSTRIA ー故郷は甘き調べー」

出典:ギャラリー | 宝塚歌劇公式ホームページ 月組はウィーンのジュークボックス・ミュージカルを日本初演。2階16列席のはじっこ、つまり劇場の中でも最も舞台から遠い天井桟敷席で見ましたが、今回の舞台美術のうち映像部分がほぼ見えない席位置だった…

「アナと雪の女王2」

この映画は宝塚花組・明日海りおさんラストデイのライブビューイングを見る直前に同じ映画館でハシゴして見たのでほぼ記憶がすっとんでしまい、あんまり感想らしい感想はかけませんが(なにせ上映のインターバルは10分しかなかったので頭を整理する余裕もな…

「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」

長女が小説版を発売日に購入してすぐに読み終え、「観たいー」と言っていた映画だったのですが、正直「ゆるキャラの子供向け映画とかちょっと退屈そう……夏休みや冬休みのイベントとしてならいいけど、この時期に子連れで映画館とかたいへん……」と思っていて…

NODA MAP「Q:A Night At The Kabuki」

出典:SPICE 野田地図新作。ネタバレを避けてざっくり雑感だけ言うなら「オイル」「ロープ」「エッグ」あたりとテーマが共通する作品だったように思います。ただ「ロミオとジュリエット」がベースになってるだけに、前述の作品群と比べると強烈な怒りという…

宝塚歌劇 花組「A Fairy Tale -青い薔薇の精-/シャルム!」

出典:ギャラリー | 宝塚歌劇公式ホームページ 明日海りおさんの退団公演。「A Fairy Tale -青い薔薇の精-」はイギリスを舞台にしたファンタジーもの。ある庭に住む薔薇の精が、お屋敷の女の子・シャーロットと恋に落ちる。だけど成長した彼女に忘却の粉をふ…

宝塚歌劇雪組「ハリウッド・ゴシップ」@KAAT

出典:論座 雪組の二番手・彩風咲奈さんの別箱主演作二作目!一言で感想を言うなら「脚本が惜しい」作品でした。テーマもプロットもすごくいいのですが、展開に対して描写がやや雑と思える部分が多く、「いまの展開ちょっと突然すぎたけど、あとで補足するセ…

宝塚歌劇雪組「はばたけ黄金の翼よ/Music Revolution!」@カルッツかわさき

「はばたけ黄金の翼よ」の初演といえば「麻実れいさんの宝塚時代のヤバさ」が語られるときに登場する作品として記憶にあるやつですね。実際にみたことはないのですが、相手役(娘役を演じる一路真輝さん)に迫るベッドシーンのエロさとか、拷問で鞭打たれる…

「ジョーカー」

映画公開前からとにかく話題作だったこの作品。銃撃事件やテロを誘発するのでは、影響されて犯罪に走る人が増えるのでは、などと言われ、賛否もとにかくまっぷたつ。とにかくネタバレを避けてみておこうと早めに見てきました。 感想は、うーん、なんといった…

宝塚星組『GOD OF STARS-食聖-/Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』

出典:宝塚公式ホームページ 星組のトップコンビ、紅ゆずるさん&綺咲愛里さんのサヨナラ公演。現代的で祝祭感あふれるにぎやかなコメディの「GOD OF STARS」と、正統派クラシカルなレビューショー「Eclair Brillant」、とてもバランスの良い組み合わせのサ…

「ロケットマン」

エルトン・ジョンの半生をタロン・エガートンの主演で描いた音楽評伝ミュージカル映画。ノーマークな作品だったのですが、周辺でやたら評判がいいので見てきました。いやーよかった! いい作品でした。どうしてもクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」と比較…

劇団☆新感線「けむりの軍団」@赤坂ACTシアター

出典:ステージナタリー 久しぶりの!回らない劇場の!新感線です!豊洲までいかなくていい!しかも上演時間が3時間5分!っていうそのスペック値だけでもはやうっかり満点つけたい気分になってしまっていましたが、落ち着いて私。いやまあセンターは古田さ…

宝塚雪組「壬生義士伝/Music Revolution!」

▼壬生義士伝 出典:宝塚歌劇公式ホームページ 映画化もされた浅田次郎原作の小説を舞台化。家族を養うために南部藩を脱藩し新選組に入隊した武士・吉村貫一郎を描いた物語。最初に聞いたときは「また幕末かよ!」と思いましたし、演出が石田昌也先生だから「…

ブロードウェイ・ミュージカル「王様と私」@東急シアターオーブ

やーまさかこのプロダクションを生で観る日が来るとは! トニー賞授賞式のパフォーマンスを眺めながら、「これ観るためにはブロードウェイまで行かなきゃいけないんだな〜」と指をくわえておりましたが、まさか日本に来てくれるとは。ケリー・オハラと渡辺謙…

マシュー・ボーンの「白鳥の湖」@Bunkamuraオーチャードホール

出典:マシュー・ボーンの「白鳥の湖~スワン・レイク~」公式サイト 久しぶりの来日ですね。私は初来日公演の時にこの演目にドハマりしてしまい、追加公演はほぼ毎公演通ってそれに飽き足らず韓国ツアーまでおっかけていって土日マチソワで4公演見る(しか…

「エリザベート」@帝国劇場

出典:Introduction|帝国劇場 ミュージカル『エリザベート』 3年ぶりのエリザ観劇、今回は長女と一緒でした。もうストーリーやらなんやらについては散々語ったので今回バージョンの感想についてと子連れ観劇の感想のみメモ程度に触れます。2019年バージョン…

ブロードウェイ・ミュージカル「ピピン」@東急シアターオーブ

出典:ブロードウェイミュージカル「ピピン」より- ステージナタリー いやー良かった!良かったです!万人ウケするかどうかは全然わかんないのですが、「これ!私の!好きなやつ!」と大声で愛を叫びたくなる舞台でした。「ピピン」は2013年のトニー賞授賞式…

宝塚花組「花より男子」@赤坂ACTシアター

出典:サンケイリビング新聞社のエンタメサイト「舞台袖より愛をこめて」 神尾葉子原作「花より男子」といえば、松本潤&井上真央のドラマ化で大ヒットしたベストセラー少女漫画ですね。花組二番手・柚香光ちゃんがちょっとバカな大金持ちの俺様キャラ道明寺…

三谷かぶき「月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと)風雲児たち」@歌舞伎座

みなもと太郎さんの漫画を三谷幸喜さんが脚色・演出して歌舞伎化、という話題作を観てきました。原作は未見です。三谷さんは2006年にPARCO歌舞伎「決闘!高田馬場」を上演していますが歌舞伎座は初挑戦ですね。PARCO歌舞伎にも出演した染五郎さん=現・幸四…

宝塚歌劇宙組「オーシャンズ11」

出典:宝塚歌劇団公式ホームページ 宝塚では3度目の上演、映像では観ていましたが舞台では初見です。あ、香取慎吾くん主演でシアターオーブで上演した時のは生で観ましたね。原作映画のひたすらにスタイリッシュで垢抜けた映像に比べるとどうしても商業演劇…

「プロメア」

見終えた瞬間の感想が「ラーメン二郎だ」でした。いやーもうマシマシ&盛り盛りの暑苦しさで「200%トリガー!」って感じの映画でした。アニメファンではないけど「天元突破グレンラガン」も「キルラキル」も全話見てたので、ある程度の暑苦しさは見る前から…

イキウメ「獣の柱」@シアタートラム

出典:劇団公式Twitter 2008年の短編「瞬きさせない宇宙の幸福」、2013年の「獣の柱 まとめ*図書館的人生(下)」は未見で、今回の再演が初見です。とってもイキウメらしいSF作品でした。「見るものを夢中にさせて思考を奪い、恐ろしいほどの幸福感をもたら…

「名探偵ピカチュウ」

www.youtube.com ほんとだもん!ほんとにポケモンいたもん!うそじゃないもん!会っちゃった!ピカチュウに会っちゃった!夢だけど、夢じゃなかった! ……っていう気持ちになる映画でしたね、名探偵ピカチュウ。いやほんと、みんな言ってる通り脚本的にはやや…

宝塚月組「夢現無双 -吉川英治原作『宮本武蔵』より-/クルンテープ 天使の都」

出典:ギャラリー | 月組公演 『夢現無双 -吉川英治原作「宮本武蔵」より-』『クルンテープ 天使の都』 | 宝塚歌劇公式ホームページ 「夢現無双」は吉川英治の「宮本武蔵」を原作とした作品。個人的には宝塚の和モノはあんまり好みではないのですが、それで…

「キンキーブーツ」@シアターオーブ

出典:BWミュージカル「キンキーブーツ」 on Instagram 待ちに待った再演です。初演の衝撃についてはこちらに描いたとおり。前回は比較的チケット取りやすかった記憶がありますが(開幕前にはまだシアターオーブのチケットが余っていたはず)、今回はまあ激…

「アベンジャーズ/エンドゲーム」

うぉおおおおん ガモーラーーーーーー! つらい。つらいようー。ううー。 (あっネタバレしますからね)(未見の方は回れ右です)「インフィニティ・ウォー」の指パッチンでキャラの半分が消えたときも気分はめっちゃお通夜でしたが、それでも逆に「いやいや…

NTLive「リア王」

出典:NTLive 日本公式Twitter あのサー・イアン・マッケランの「リア王」をNTLiveで映画館上映、というからとるものもとりあえずというかんじで無理やり映画館に駆け込んできました。(川崎で終映23:50て!終電一歩手前だよ!)

宝塚雪組「20世紀号に乗って」@東急シアターオーブ

出典:演劇キック いやあーぁぁぁ楽しかったぁぁ!我らがご贔屓・望海風斗さんが雪組のトップになってからどシリアスな重い作品が続いていましたが、ようやく底抜けに明るいブロードウェイ・ミュージカルの上演ということで楽しみにしていました。しかも期待…

宝塚花組「CASANOVA」@東京宝塚劇場

出典:ギャラリー | 花組公演 『CASANOVA』 | 宝塚歌劇公式ホームページ 娘役トップ・仙名彩世ちゃんの退団公演、さらに生田大和先生大劇場作品初の一本物(近年では小池先生しかオリジナルの一本物やってませんからこれはだいぶ異例というか珍しいこと)、…