「アベンジャーズ／エンドゲーム」

うぉおおおおん

ガモーラーーーーーー！

つらい。つらいようー。ううー。

（あっネタバレしますからね）（未見の方は回れ右です）
「インフィニティ・ウォー」の指パッチンでキャラの半分が消えたときも気分はめっちゃお通夜でしたが、それでも逆に「いやいや半分消したままなんてありえないし、続編が決まってる人とかもいるんだから、なんらかの形で戻ってくるんでしょう？（ただそれが一年後というだけで）」と思えたのですが。今回の展開なにあれー。なにあれー。

いや、面白かったですよ。作品としては良かった。長い時間をかけて創り上げたMCU作品のまさに集大成、予想を裏切り期待を裏切らない展開、もうほんと素晴らしかった。キャップの「アベンジャーズ、アッセンブル！」とか、GoTGのオープニングの場面が出てくる場面とか、立ち上がって叫びたくなるほどの高揚感もあった。アイアンマンの最期やキャップの選んだ生き方も含めて、基本的にはものすごく楽しみました。途中までは「おかわりいつ見に来ようかなぁ」なんて思う程度には満足していました、ただ一点をのぞいては。

そう、私はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーを愛してるんですよ。「どっちが好きなキャラかを選んでいくと自分の中のMCUキャラクターランキングができる」っていうサイトがあったんですけど（URL見つけられない）、やってみたらまんまと上位にGotGメンバーがかたまる、キャップやスタークやソーもその下、という有り様でしてね。

だから、ガモーラの行方が「検索中…」のまま終わってしまったのが辛いんです。今回「過去のガモーラ」は出てくるけど、スターロードの家族であるガモーラは出てこない。IWで指ぱっちん前にサノスに殺されてしまったガモーラは、たぶんストーリー展開的に死んだままである。「過去のガモーラ」についても行方はわからないし、あのガモーラにはスターロードと共に戦った記憶がない。私たちが愛したあのGoTGとGoTG2の記憶がないガモーラ。いやだぁ。
エンドロールのおわりにGoTG3に続く何かの映像があって「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは帰ってくる」のテロップが出るのを、エンドロールのあいだじゅうずっと拳を握りしめて待っていました。なのに。なのに。

ああーーーーーーーー。

お通夜だよーーーーーーーー！

インフィニティ・ウォーのときは「このお通夜気分も一年の我慢だ……」と思ったけど、今回は「GoTG3」の公開日すら決まってない。いや、ガン監督での制作が決まってるのはほんと救いではあるんだけど、あの解雇状態のままで続編制作が未定でこの展開だったらもうほんと心が死んでた。いや、インフィニティ・ウォーであれだけの絆をみせてくれたスターロードとガモーラだし、彼らはみんな家族だし。なんとかしてくれるんだろうと思うのよ、思うんだけど。
いつまで待つんだよーーーー（ごろごろごろごろ）（床を転がる音）

私にとってはGoTGが本編でアベンジャーズは外伝なんだちくしょう！外伝でメインキャラ殺すなんて！冗談じゃねえ！返せよう、俺たちの知ってるガモーラを返せよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ（海に向かって叫ぶ）「あっそういえばガモーラいなくなったから人数あわせにソー乗せておくね」みたいな扱いしてんじゃねぇよぉそこ取り替えないでよぉおぉぉおぉソーは好きだけどそういうことじゃないんだよぉおぉおおおおぉぉぉ。

というわけでもうガモーラの一件で私はすっかり他のエピソードやキャラクターについての感想を書くモチベーションを失っているので、この映画についてはこの辺で。もう映画をリピートする気持ちすら滅してしまったので、インフィニティ・ウォーとエンドゲームについては私の中でお蔵入りです。GoTG3が公開になり、あのガモーラが帰ってきて初めて、やっと私はこの２作をリピートすることができるでしょう……

あっ、真田広之、かっこよかったですね。