劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」

出典：映画公式サイト

これも公開して２日目にすぐ見たんですが、感想をすっかり書きそびれていたのでざっくりと雑感だけ。
原作をすでに読んでるのでストーリー展開としては完全にわかった状態で見に行ったんですが、それでも面白かったです。いや最近のアニメのアクション演出はすごいな？？と思いました（小並感）。原作はあの夢の中の無意識の領域のくだりとかかなり説明的な描かれ方をしてたので、映像でどう処理するんだろうと思いましたけど、説明ナレーション一切なしでちゃんとわかりやすく演出してたので、そのへんも仕事が丁寧だな、と思いましたしね。ただまあ電車乗った後の「うまい！」のくだりとか、あの辺はさすがにマンガと違ってちょっとテンポが悪いかなという気がしなくも無かったですけれど。

アニメ版を全部みた小学校５年生はまあいいとして、次女５歳をPG12の作品に連れて行くのは正直抵抗があったのですけれど。本人が観たいというので仕方なく連れていき、「いい？怖いなとか気持ち悪いなと思ったらお目々閉じてね」とこんこんと言い聞かせていました。しかしどうやら杞憂だったようで、うちの次女はどうもグロいのや血の描写はそんなに苦手じゃないらしいですね……。しかも好きなキャラをきいてみたら禰豆子でもしのぶさんでも炭治郎でもなく「魘夢」と答えたから思わず「そこ？？？」と聞き返してしまいましたよ。理由を聞いたら「お手々におくちがついてるから」と言うので、また「そこ？？？？」と声に出してしまいましたけど。そういえば宝塚のある作品をみせたときも、フィナーレのキラキラしたダンスじゃなくて「血まみれで怪我だらけのご贔屓」のシーンをいたく気に入ってそこだけ見せろと要求してきたんでしたよね。５歳にして早くもなにか確固たる性癖を確立してる気がしなくもない……と思いました。

いやそれにしても面白いのは映画本編より興行収入の異常な伸びでしたね。もうこれを書いてる時点では「千と千尋の神隠し」をとっくに追い抜いてランキング１位になってるわけですが、毎週毎週の興行収入に目が点になっておりました。ついつい毎週興収結果がでる月曜の午後にはソワソワ結果をチェックしてしまっていましたよ……