宝塚月組「ON THE TOWN」@東京国際フォーラム ホールC

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出典:宝塚ジャーナル : 新トップコンビお披露目で華やぐ宝塚歌劇月組公演ミュージカル『ON THE TOWN』上演中!

 

娘役新トップ美園さくらちゃんお披露目公演。おめでとうございまーす!
作品は映画「踊る大紐育」で知られる古き良き時代のブロードウェイ・ミュージカル。NYの街に降り立った若い水兵3人組が、24時間の限られた時間を有意義に過ごそうと奮闘するお話。ゲイビーは地下鉄で「ミス・サブウェイ」のポスターを見つけ、その美女アイビィ・スミスに出会いデートの約束を取り付けようとします。仲間のチップとオジーもそれに協力してNYの街に飛び出すけれど、チップは女性タクシー運転手のヒルディと、オジーも人類学者のクレアと出会い、それぞれの家に連れ込まれ……といった展開。

ボヘミアン・ラプソディ

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出典:映画「ボヘミアン・ラプソディ」オフィシャルサイト

 

いやー!良かった!
そこまでクイーンに思い入れがないので伝記映画見てもさほど……と思っていたのですが、映画を普段見ない層の方からも絶賛のツイートが流れてくるようになったので、これはよっぽどだぞと思って見に行きました。そしてまんまとクイーンのファンになって帰ってきました。いやほんとこれおすすめなのでぜひ観ていただきたい!クイーンやフレディ知らなくても全然!大丈夫!です!
 

シュガー・ラッシュ:オンライン

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前作「シュガーラッシュ(Wreck it Ralgh)」が大好きな作品だったので、今回の続編も楽しみにしておりました! 邦題はシュガー・ラッシュ:オンライン、原題は「Ralph Breaks the Internet」。ラルフ&ヴァネロペのコンビが、インターネットの世界に飛び出すという物語です。

 

以下、ネタバレありで感想書いていきますので、未見の方はご注意ください。

 

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宝塚花組「Delight Holiday」@舞浜アンフィシアター

 
 
花組全国ツアーに続いて別箱公演・舞浜アンフィシアター行ってまいりました〜。神奈川から東京またいで千葉まで、もはやちょっとした遠征です。
こちらは明日海りお・仙名彩世トップコンビを中心としたコンサート形式のショー。二時間ぶっつづけ休憩なしの構成も宝塚では珍しいですね。アンフィシアターは初めて行ったのですが、面白い構造のハコですね。270度ぐるりとステージを囲む半円形の客席で、キャパの割には最後列からでも比較的ステージが近いように思いました。ステージと客席の一体感があるし、割とサイドの席からでもあまりストレスがないので、こういうコンサート形式の作品にはすごくいい箱だなあ!と思いました。

宝塚花組「メランコリック・ジゴロ/EXCITER 2018」@神奈川県民ホール

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しかしすごいねこのポスターデザイン。稲妻!
 
 
行ってきました花組全国ツアー公演。二番手柚香光ちゃんの主演作! 今回は95期研10の柚香光さん(2番手)と、その同期の水美舞斗さん(5番手)の「れいまい」コンビが1番手2番手のポジションになるという、めったにお目にかかれないものが観られるわけで楽しみにしておりました。芝居「メランコリック・ジゴロ」では悪友同士といった間柄だし、ショー「EXCITER2018」でもシンメになる場面が多く、「ああー劇団さんわかってらっしゃる!」「れいまい尊い」という気持ちでいっぱいになる二本立てでございました。

宝塚月組「エリザベート」

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出典:ギャラリー | 月組公演 『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

行ってきました月組エリザ!

初演から20年以上がたち宝塚だけでも10回目の上演となる今回。もはやエリザは古典というか、演出も大きく変わらないので演者による個性の違いを味わう域の演目になってきました。今回もフィナーレの曲調や振付衣装がちょっと違うかなーという程度で、本編については特に大きな演出の変更はなかったように思います。
 
ただまあそうはいっても演者の違いで受ける印象はこうも異なるものだな、というのがこの作品の面白いところで。今回は「珠城りょう×愛希れいか」という、一期違いの「同士」感が強いトップコンビが演じているということもあってか、従来よりさらに「エリザベートのイマジナリーフレンドとしての死(トート)」という大枠が際立った気がしました。メインビジュアルも「エリザベートの鏡に映った姿がトート」ですものね。演出家の意図的なものかどうかはわかりませんが、エリザベートとフランツの間にも、フランツとルドルフの間にも、エリザベートとルドルフの間にも「似たもの同士の家族だからこそぶつかり合う葛藤」があるように思えました。それぞれが鏡にうつった似たもの同士感がありましたね。
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十八世中村勘三郎七回忌追善 芸術祭十月大歌舞伎 夜の部

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仁左衛門さんの「助六」見たさに行ってきました歌舞伎座! 
助六というと成田屋さんのお家芸のイメージが強いので、公演概要が発表されたときは「えっ、仁左衛門さんが助六を?」とちょっと驚きました。京都では9年前に演じていらっしゃったようですが東京では実に20年ぶり(!)とのことなので、そりゃあ知らないわけだ、20年前はまだ歌舞伎見てなかったわ、と思いました。筋書きの上演記録を見たところ、20年前の仁左衛門さんの上演以降は東京では成田屋さんしか助六やってないんですもんね。