2014-01-01から1年間の記事一覧
ナイロン100℃の大倉孝二&元猫ニャーのブルー&スカイによる新ユニット「ジョンソン&ジャクソン」の旗揚げ公演。旗揚げ公演といっても前にナイロン100℃のサイドセッション(番外公演)の『持ち主、登場』がありましたので、まあ実質二本目の公演にあたる感…
出典:VOGUE Wedding ダイアリーイキウメの「太陽」(2011年)は未見です。今回のはいかにも商業演劇という顔ぶれでの再演となり、チケット代を見た時は正直ちょっと迷ったのですが、「前川さんの作品は見ておきたい」「蜷川さんならきっと綾野剛&成宮寛貴…
出典:KAAT 神奈川芸術劇場ホームページ2012年初演の子供向けプログラム。好評だったのか今年は全国ツアーで再演となりました。いちおうプロデュース公演のようですが、出演者&脚本家がイキウメのメンバーなのでほぼイキウメな雰囲気です。演出は前川さんで…
「鎌塚氏、放り投げる」「鎌塚氏、すくい上げる」に続く"スクリューボール・バトラー・コメディ"*1『鎌塚氏シリーズ』第3弾。前作、前前作とたいへん評判が良く気になっていたのですが、今回ようやく見に行くことができました。倉持さんの作品はもう10年以…
ジョージ・クルーニー主演映画を宝塚歌劇がミュージカル化し、今回はそれを香取慎吾主演で上演するという企画。キャストがジャニーズやらヅカやら東宝ミュージカルやらテニミュやらお笑い芸人やら、各ジャンルから集まっていて「チケット取れるのかコレ」と…
出典:北九州芸術劇場ホームページこのシリーズももう20周年なんですね。97年の「リア王」を見た時になんて素敵な舞台だろうと印象に残り、その後もグローブ座でやってた頃に何本か見ています。当時「いつか子どもができたら連れてきたいなあ」とぼんやり思…
4DX体験は「パシフィック・リム」「アメイジング・スパイダーマン2」に続いて3本目です。アナと雪の女王は字幕3D&吹替2Dで2回見てるので、ここではアナ雪の内容よりも4DX効果についてのみ感想を書いておきたいと思います。(4DXとはなんぞや、という説明…
1970年代のアメリカ。ショーダンサーのルディと、ゲイであることを隠してきた弁護士のポールが、ヤク中の母親に育児放棄されたダウン症の少年マルコをひきとって家族のように暮らし始めるが、同性愛への差別と偏見によりマルコを奪われてしまう……という物語…
思えば2001年のコクーン歌舞伎「三人吉三」の初演、あれが私を歌舞伎ファンにしたきっかけの作品だったと思います。ラストのドカ雪に圧倒されてすっかり勘三郎さんのファンになってから13年。2001年、2007年版では勘三郎さん、福助さん、橋之助さんが演じて…
野田秀樹演出の赤鬼は96年の初演、98年のタイバージョン、04年の日本版、タイ版、ロンドン版もすべて観ました。初演のインパクトは相当なものでラストでとにかく泣いたことを覚えてますし、演出を大きく変えたタイ版の真っ白な透明感あふれる舞台の美しさに…
親子向けクラシックコンサートということで娘を連れて家族で行ってきました。フルオーケストラとまではいきませんが弦楽器+金管木管+打楽器+ハープの25人編成での演奏会です。過去に一度ズーラシアンブラスの無料演奏会につれていったところ娘が気に入っ…
いやあ面白かった。2005年初演作、2009年に再演、そして今回の再再演ということで、劇団の代表作のひとつといってもいいんでしょうかね。登場人物のキャラクター設定など色々変更点はあるようでだいぶ細部は変わったらしいのですが、設定そのものと物語の枠…
マーティン・マクドナーの作品は過去に長塚さん演出の「ウィー・トーマス」「ピローマン」を見てるのですが、「つまらなくはないんだけど、もうひといき決め手に欠ける」といったような感想でした。「ブラックユーモア系コメディ」なのか「殺伐としたシリア…
予告編 というわけでやっと関東にも上陸した4DX!でアメスパ2を見てきました(4DXについての説明はこちらを参照)。既に名古屋で「パシフィック・リム」をみてるので4DX体験は2度目です。パシリムではイェーガーに搭乗するドリフト体験が存分に味わえて楽…
三谷さんの新作コメディ。最近三谷さんの舞台作品はちょっとシリアスなものが多かったから、これほど「ただただ笑える」内容の作品は久しぶりじゃないかなあと思う。「科学実験の偉大なる発見を実証すること」がポイントになるという、ある意味でとてもリア…
ブロードウェイではネイサン・レインの主演で上演されたミュージカルの日本キャスト版。映画とはまた違ったストーリーになっているようですね。このチラシのビジュアルがなんかもう「完璧」だったことと、YouTubeに上がってるBW版の曲が結構好みのタイプだっ…
12年ぶりの再結成です。12年ぶり。12年ぶりって! たぶん私が見てたのは1995〜97年ごろでしたよね。明大の和泉祭とか浅草フランス座とかも行った記憶が。当時は2〜3千円のチケット代ですごくCPのいいコントを見せてくれたので好きな集団でした。あの当時は…
前半はフィッツジェラルド原作のミュージカル『ラスト・タイクーン―ハリウッドの帝王、不滅の愛―』。1930年代のハリウッドの映画界を舞台に……というだけでなんだか既視感ありまくりな気がしますが(『雨に唄えば』の少し後の時代でしょうかね)。大物プロデ…
岸田國士の戯曲の中から「ママ先生とその夫」「麺麭屋文六の思案」「かんしゃく玉」「世帯休業」「恋愛恐怖病」「長閑なる半目」「遂に『知らん』文六」をコラージュした短編オムニバス。ほぼ劇場は円形に近いんだけど、正面は1ブロックほど客席を潰して役…
天海祐希主演作、といっても平将門をモチーフにした新作ということで天海祐希&松山ケンイチのW主演といった内容でしたね。大陸から渡ってきた渡来衆の蒼真と、坂東武者の将門小次郎が関東で朝廷に対して反乱を起こす、といったテーマの物語。そんなに派手な…
この作品を最初に知ったのは映画館のポスターだったんで、見た瞬間に「子ども向け映画かー」「わあどうでもいい」と正直思ったんだけど(スミマセン)、Twitter上でいい年した映画ファンの評価がやたら高くて気になり始めました。「トイ・ストーリー好きには…
「指輪物語」に関しては原作を1冊目だけ買って導入部で躓いて挫折した派です(←この派閥は少なからずいるはず……)。 映画「ロード・オブ・ザ・リング」三部作に関しても一作目を見て「おいおい映画まるまる一本つかって大予告編大会かー!?」と思って挫折…
新宿バルト9でゲキシネ上映の「ジパングパンク」観てきました。客席は女性客だけかなと思っていたら意外に中年男性が多くて「ほう」と思いました。この作品、ちゃんと劇場で観ているんですがここの日記で感想書いてないんですよね。ていうのも、見た日が中…
古田新太、生瀬勝久、池田成志という舞台巧者三人のユニット「ねずみの三銃士」の新作。事前情報として「えげつなくて笑える話」 とか「胸クソ悪いお芝居」といった記事は見かけていたので、まあイヤ〜な感じのお話なんだろうなとは思ってましたけれども、予…
映画「プレーンズ」の予告編で「Let it Go」の場面を観た瞬間「ああこれは間違いなく面白いに違いない」と思いましたよね。曲がすごく印象的だしいかにもミュージカル調だし、魔法で氷の城を築城する場面の美しいこと。楽しみ過ぎて公開前からさんざんYouTub…
今回の目的はなんといっても玉三郎さんと七之助くんの「二人藤娘」。正月の松竹座で見られなかったのが悔しかったので、早々に東京上演したくれるのはありがたい限りです。他の演目は「壽曽我対面」「身替座禅」「封印切」と割とおなじみのものばかりだった…
スーパー歌舞伎は1986年に「ヤマトタケル」で始動、2003年の「新・三国志III」を最後に新作はかからなくなっていたけれど、今回は11年ぶりの新作。当代の猿之助を中心に、イキウメの前川知大が作・演出をつとめ、佐々木蔵之介・浅野和之・福士誠治といった現…
1977年初演作品で92年以来22年ぶりの再演、というもはや伝説的な作品。オンシアター自由劇場といえば「上海バンスキング」が有名ですが、それと同じくらい人気の演目みたいですね。もうなにせ私が芝居を見始める前の時代の作品なので、キャストは大幅入替と…
野田秀樹が1981年に書いたというずいぶん初期の作品。これをテアトル・ド・コンプリシテの設立メンバーであるマルチェロ・マーニが演出し、毬谷友子&奥村佳恵がWキャストで挑むというひとり芝居。どうせなら両バージョン見たいのはヤマヤマではあるのですが…
「英国ロイヤル・ナショナル・シアターで上演された舞台を、最新技術によりデジタル映像化し、世界の映画館で上映する「ナショナル・シアター・ライヴ」の第1弾。恐怖小説の古典的名作を、ダニー・ボイル監督が演出。天才博士・フランケンシュタインと彼によ…